生きる力が湧いてくる/著:野口理恵
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読み出して数ページ。
かわいらしい表紙とは裏腹に、
「これはとんでもない本だ」と圧倒された夜の事を今でも覚えている。2025年で最も衝撃を受けた本だと思う。
著者はrn pressという出版社の代表、野口理恵さん。
読んでみると分かるが、
彼女は生い立ちはまったく「普通」じゃない。
普通の家族観はたぶんない。
優しくて父や母、そして愛される子供。
そういう理想を家族や人間関係をイメージする事ができない。憧れはあるがそういう関係を作ることができない。
著者の人生観はとても極端だ。でも、だからこそ共感できる部分がある。そんな著者の過去と現在。
「顔の見えない読者が、ひとりでも、ふたりでも、生きたいと強く思えるような本づくりを私はしたい」
著者はそんな想いで本気で本作りをしている。
そんな人が作る本を読みたいと思う。
【目次】
昼間に風呂に入る
家族
生きる力が湧いてくる
酔う
大切なあなた
祝祭の日々
USO かわいいあの子
優しい兄
テニスが下手な女の子
夜、空を見上げる
USO Nの起源
USO 見えないアングル
正月嫌い
朝、虎ノ門で仕事を終える
遠くに住んでいるあの子
自由の証
今日も吉祥寺のルノアールで
太く、長く、濃く
しあわせの、となりにあるもの
それよりぼくと踊りませんか
発声のすばらしさ
中華料理とお節介
居場所をくれてありがとう
物語のはじまりには、ちょうどいいのさ
あなたと私のあいだにあるもの
USO Nのお葬式
あとがき
著者:野口理恵
出版社:百万年書房
サイズ:118mm × 188mm
その他:224P / ソフトカバー
【著者】
野口理恵
一九八一年、埼玉県熊谷市生まれ。文芸誌「USO」編集長。rn pressの編集者として書籍を制作する傍らで、文筆活動を行う。健康体。
